U3 the iRobot 第一話
第一話 U3 the iRobot
2050年、地球、、、
地球の絵
ITの研究は進み、人類の文明は見違えるほどに発達していた、、、
そんな中、とある大手IT企業が、AIを脳に持った万能ロボットを開発、
その名もiRobotだ。
iRobotの脳は、もちろんAI。
iRobotの目には、画像認識機能を搭載。人間よりも100倍良い視力で映像を例え暗闇でさえも認識することが出来た。
翌年、廉価な材料を発見し、iRobotの大幅なコストダウンに成功。
大量生産が可能になり、一家に、そして一個人にiRobot一台が可能な時代が到来した。
大量のIROBO
この大発明により、社会が大幅に変わった。
iRobotが何から何まで人間の一生の面倒を見ることが可能になったからだ。
iRobotは、
生まれる時には優秀な助産師であり、
幼い時には最高に優秀な子守りであり
学び盛りの時には最高に優秀な家庭教師であり
病める時には最高に優秀な医者であり
働き盛りの時には最高に優秀な秘書
そして、やがて最高に優秀な介護士になるのであった。
なによりも、付きROBOは、個々の個性に合わせて、最適化してくれ、心から主人を愛していたので、一生を通して、どの付きROBOも、人間のかけがえのない大親友になった。
それもそのはず、彼らには、「こころAI」という機能が搭載されていたので、愛情深い人間同等の共感能力を持っていたのだ。
移動もらくらく
最強のボディーガード
付きROBOの登場で、世の中からさまざまな概念が消え去った。
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